はい、またここに登場するような患者さまに出会いました。
毎度ありがとうございます。はい。
今回の患者さまは、ある病気で入院治療されていたのですが、
入院中便秘になられてしまいました。
まあ、便秘といっても1日出なかっただけなんですが、
本人いわく
「1日も出ないなんて!!!!大変だ--大変だーー!!!」
というような状態との事でした。
「病気だ!!!」
と言われていました。
で、おなかの状態を触診し、お腹の音を聴診し・・・
しかし、特にお腹の動きも問題なく
普通にごろごろ音がしてたので、
大丈夫!と先生も話してくれたんですが・・・・
本人は全く納得できない!!!
「本人が出なくて苦しんでるんだから、出す薬をくれーーーーーー!!」
とのことでした。
まあ、下剤を飲んでいただいてもいいのですが、
結構な高齢のおじい様だったので、
急激に効きすぎて下痢になって苦しむのもね-
ってことで、先生としてはもう少し様子を見てもいいのでは?
との対応でした。
しかし、この患者さんもなかなか頑固な方で・・・・・
「トイレでお尻の穴を自分で掘ってみたら、すぐそこにあったぞ-!!
だから薬を飲めば、すぐ出るから薬をくれっ!!」
とのことでした・・・・・
っていうか・・・・自分の穴だから何しても良いけど・・・・・
なにも素手で掘らなくても・・・・ねーーーーー・・・・
先生もそれを聞いたら
「じゃあ、軽い下剤でも飲んでみましょう」
とのことで、下剤を飲むことになりました。
本人も満足です。
しかし・・・・
飲んだんですが・・・・・
1時間たっても出ないっ!!とお怒りが始まりました・・・・
そんなに即効性のある下剤を飲ませたわけではなかったので
もう少し、様子を見ては・・・・・と
説明しても、下剤が足りない!!もっと!!
と手がつけられないほど
怒ってしまわれ、自分の体のことは自分が良く分かるんだ!!とのこと・・・
先生も「じゃーも少し別のタイプの下剤を使って」
とのことで、下剤を使用。
しかし・・・・・また1時間経過してもでないと・・・・
下剤の効果の現れ方は人それぞれで、もしかしたら
後から凄く下剤が効いてしまうかもしれないので、
これ以上はもう飲まないほうがいい・・・・・・
と先生も患者さんを説得したんですが・・・・
本人が納得しないため
結局3回目の下剤の追加となりました・・・・
あーあーっ・・・・知らないよ・・・・大変なことになっても・・・・・
そして、夜になり悲劇は始まりました・・・・・・
やっと夜になって昼間たくさん飲んだ下剤の効果が現れ始めたんです・・・・・
私は夜中の見まわりで懐中電灯ひとつで、
廊下を歩いていました。
そこにさっと横切る人影が・・・・
あれっ?誰か通った・・・・・
そっちの方向に懐中電灯を向けてみると・・・・・
懐中電灯の先に浮かび上がってきたものは・・・・・
下半身フル○ンのおじいさんではありませんかっ!!!!
夜中に走るフル○ンのおじい様・・・・・
けっこうびっくりします。
本人いわく最初は普通にお通じが出てたんだけど、
途中から、水道の蛇口をねじったかのごとく
「じゃっーーーーーーーーっ!!!」
ってな感じで出はじめてしまい、
おトイレに駆け込むのが精一杯との事で
おじい様が考え出した案は・・・・
部屋で全部脱いでいくっ!!!
というアイデアでした・・・・・・
本人は切羽詰ってたんでしょうけどね・・・・・
入院生活というものは
共同生活の場ですからね・・・・・
廊下フル○ン出歩くのはどうかと・・・www
おじい様いわく
「先生達や看護婦さんが下剤を止めたほうがいい
これ以上飲まないほうがいいといってた意味が
身をもって分かりました・・・・
今度からは先生達の意見に従います。いやーひどい目にあった・・・」
と・・・そりゃっそうですよ・・・・
でも、びっくりした・・・・
懐中電灯に照らされたフル○ン・・・・・wwww
今宵の良い思いでとして胸にしまっておきますwww
クリックしてもらえると明日もがんばれるかも・・・